私のストレス解消法は歩くことです。よくありがちな方法ですが、これがストレス解消に役立つと感じたのはストレス解消の目的とは異なるものからでした。
私は数年前ダイエット目的で仕事終わりに1時間程度のウォーキングを行い始めました。歩いた後に感じる感覚が疲れだけでなく、すっきりとした気分が得られ、仕事のモヤモヤやだるさが軽減されていることに気づきました。思いもよらぬ副産物で身体の健康と心の健康が得られています。自分の感覚が正しいものなのか科学的にも知りたいと思い調べてみると、「リズミカルな動き」は副交感神経を優位にさせ、ストレス軽減につながることが分かりさらにやる気がアップしています。
歩く時間は完全に一人で自分との対話です。人との会話が苦手な自分は運動といってもチームスポーツは抵抗がありなかなかできませんが一人で歩くことは内向的な人にとっては朝飯前の作業で簡単に始められ続けられます。歩いているときの楽しみは季節の移り変わりが感じられること、新しいお店を見つけて今度行ってみようと楽しみができること、歩いている間に頭の中がすっきりして幸せな気分を感じられることです。忙しく心がイライラしているときにこそわずかな時間でも自分一人の対話の時間を作ることは大切なことです。